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支笏湖温泉 支笏湖第一寶亭留 翠山亭 (北海道)
私が支笏湖に注目するのは珍しいこと。このあたりはあまり興味の対象ではなかった。昨年、洞爺湖のホテルウインザーに泊まったのだが、今回行程の都合で支笏湖あたりになってしまったということ。そこで、とにかく泊まるところを探さなくては・・・ということでこの旅館を選んだ。「第一ホテル」といえば定山渓の代表的な大型旅館。どうしようか・・・なんて迷っていたが、結局予約する。
さて、車で到着すると、すっと迎えが出てくる。広いエントランスに車をとめる。荷物を降ろすと、「自分で好きな場所にとめてくれ。」といわれた。「ヘッ?」と思ったが、歩いても20歩ほどだったので、まあいいか、と自分で車をとめに行く。旅館に入り、部屋へ案内してもらう。チェックインは部屋で。昔は会社の「寮」だったのだが、バブルがはじけた後、第一ホテルが買い取り、旅館にしたそうだ。バブル絶頂の遺産、閑静な立て方でパブリックスペースは広く取られている。この宿泊の予約は、エースJTBフリープラン北海道の露天付きプラン。6月の平日、2名1室でひとり¥34,700。さて、この旅館にそれだけの価値があるかどうか・・・
部屋に入ると、すぐ左手は洗面所、トイレ、湯沸しなどのスペース。その奥が広いリビングで大きな応接セットがデーンとある。正面は庭。残念なことに、部屋から支笏湖は見えない。庭に向かって右手は和室。夕食はここで食べる。和室の奥が洋室でベッドが2台。居住空間とすれば相当広い。そして庭には掛け流しの露天風呂。ここは露天付きなので広い部屋になっているが、他にはツインだけの洋室もある。
大浴場といっても、旅館自体の部屋数が31室なのでそれほど大きなお風呂ではない。でも、お湯は「美人湯」で肌がつるつるするのがわかる。ちなみに、ジャグジーもあるがこれはどうもただのお湯らしい。入っているとつるつる感がなくなってしまう。残念ながらお風呂からも支笏湖は見えないが、ゆったりと静かに入ることができた。
さて、お待ちかねの食事。この部屋は部屋食にしてくれるので楽。食事処が嫌いというわけではないが、部屋食だと楽チン楽チン。ということで前述の和室で夕食が始まる。料理も結構いける。一番最初にテーブルに並ぶ品数が少し多く感じる。お造りも一緒に並ぶ。素材は悪くなく、北海道の魚をはじめ変な冷凍ものは使っていない。ここで少し間を取って運んできてくれるので、タイミングは良い。それからは一品ずつ運ばれてくる。
最近のこの手の旅館には珍しく、「てんぷら」が付くが、地元産の小エビと白魚であっさりと仕上げたもの。最後にはごぼうをアレンジしたサラダがたくさん。野菜の少ない旅館の料理としては嬉しいかぎり。朝ごはんもすっきりとしていてとても食べやすい。朝ごはんなので「手間をかけました!」というものではないが、朝らしい食べやすい食材が並んでいる。朝食にもサラダが付く。それも、ちょっとくたびれているようなサラダではなく、レタスもトマトも「起立!」していて気持ちが良い。
チェックアウトは11時なので部屋の露天にもゆっくりと浸かることができる。観光を中心にまわりたい方にはあまり向かない旅館だが、ちょっとのんびりしてみたいな・・・という方にはおすすめの旅館。千歳空港から車で1時間ほど。それほど走ることもなく、支笏湖にたどりつく。ぜひ試していただきたい旅館のひとつ。最後に一言付け加えると、このプランで宿泊する部屋は、この旅館でも人気のお部屋だということでした。 |
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