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三余庵 (北海道)
今まで、北海道の宿と言えば、「大型旅館、箱、料理はバイキング」など、私自身のイメージは非常に悪かった。特に夏の繁忙期なんぞ、目に余るような扱いに閉口した。初めて、この旅館に泊まってみたい!と思い立って、とにかく空いている日に合わせて出かけた。10部屋しかなく、夏に突然予約をするなんて、普通はできないが、相手に合わせることで予約を取った。よくある「カッコ」だけの旅館かもしれない・・と思いながら。料金ばかり高く、「なんやこれは・・・」と失望させられることもしばしば。期待半分で、とにかく少しでも早くチェックインしようとがんばって車を進めた。
エントランスを入ると、迎えの人が中から出てきていた。さすが・・いや、これからこれから、と思いながらフロントへ。チェックインはくつろぎながら。冷たい煎茶と自家製のゼリー。目の前の芝生の広場を眺めながらいささか期待に胸がときめく。3階建てでこじんまりした建物。その3階へ通される。エレベーターを降りると、廊下が間接照明に浮かび上がり、幻想的。今回は和室。畳の間が2部屋とリビング。和室の一つにはすでにお布団がのべられている。要は、プライバシーを尊重していると言うこと。お部屋も広すぎず、狭すぎず。適当な空間を演出している。
さて、居住空間に比べてバスルーム(洗面所を含めて)かなり贅沢な広さ。2ベーシン、浴室部分は檜でかなり広めの浴槽。お風呂から外の景色を眺めることが出来る。お部屋のお風呂も温泉。だから、部屋で入っても、大浴場へ行っても温泉は同じとのこと。ココで特筆すべきは、リネン類。オーガニックコットン使用で、バスローブまである。要するに、「心行くまでくつろいでください」と言う配慮。これなら連泊にむいている。
実際、急ぎの旅行でなければ、2〜3日泊まりたい。部屋のお風呂は後の楽しみにして、大浴場へ。さほど大きくない円形の湯船が3つ。誰も入っていない。部屋でも同じ温泉なので、ココまで来る必要がないかもしれない。誰もいないので、手足を伸ばしてのんびりと入る。余談だが、ここのお風呂においてあるシャンプー。どこの旅館も同じようなものばかりおいてあるが、ここはシャンプーにもこだわりをみせる。私の使ったのは「アーモンド」の成分でできているらしく、乾くにつれて艶が増す。 |
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