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阿寒湖畔 あかん鶴雅別荘 鄙の座 (北海道)
この旅館ができてからすでに2年ほどがたっている。以前から訪れたかったのだが、ようやく念願がかなう。
さて、この旅館の部屋数は25室。湖畔にある旅館街のはずれに建っている。湖に面した部屋は料金ややお高め。今回、私が利用したのはJTBエース・フリープラン北海道の商品で、露天付きのプラン。6月の平日宿泊、2名1室利用でひとり¥36,900。北海道の中では少々高めの料金。でも滞在してみて思うのは納得の料金だということ。
レンタカーで旅館へ到着。車をとめる間もなく、中から迎えが出てきてくれた。かばんをおろすと車を移動させてくれる。この時、車を預けた人の名前を書いた紙を渡されたが、なんと写真入り。そして、通路を通って玄関へ。そこにはこの旅館の象徴(?)の巨大なふくろうが出迎えてくれる。スリッパはなし。湖の見えるロビーで手作りのお菓子とお茶をいただく。チェックインもそこで座ったまま済ませる。
部屋に案内されるが、各階ごとにテーマがあり、それに基づいて設計がされている。私が泊まったのは5階。アイヌをテーマにしているとのこと。少々暗い照明の中に、ドアが明かりで浮かび上がる。お部屋は結構広く、入り口に続いて洗面所・トイレ(2ヶ所)・冷蔵庫などのスペース。その右手が畳敷きの「居間」。正面奥が寝室。畳の上に10cm位のマットがあり、その上に布団が敷いてある。「居間」の奥は板敷きになっていて、マッサージチェア、そして部屋付きの露天。かなり広い設計となっているが、湖正面のスイートはもっと広いらしい。部屋には定番の浴衣のほか、作務衣も用意されている。どちらでも好きな方を着ていられる。部屋には冷蔵庫が2つ置いてあり、一方の冷蔵庫には数種類の飲み物が用意されていて、自由にに飲んでもよいことになっている。またコーヒーメーカーも置いてあり、フリードリンク制。
食事はすべて食事処にて。完全に個室になっているので、他の人を気にすることはない。テーブルには囲炉裏がきってあり、料理によっては使用する。食事内容はすばらしい。ちゃんと北海道の素材を使っていて、お味も上品な薄味。料理のほとんどが、一品ずつ運ばれてくる。当然、冷たいもの・熱いものがいいタイミングで出てくる。器でも魅せてくれる。理にかなった盛り付けと繊細な料理で最後まで飽きさせず、満腹になるのが残念!デザートも専任のパティシエが作っているので凝っている。朝食も丁寧で、今、調理しました!という料理が並ぶ。そして、珍しいことに生卵がつく。私は「卵かけご飯」が大好き。特に寝起きの食欲のないときでも、これなら食べることができる。
最後にお風呂。最上階にあるが、それほど大きなお風呂ではない。でも、湯船は寝湯ができるようになっていて、空を見ながらボーっと浸かっていられる。岩盤浴も楽しめる。岩盤浴用の浴衣があり、それに着替えて入る。サウナと違い、出てくる汗がさらさらしている。岩盤浴って本当に気持ちいい!お風呂上りには、牛乳が置いてあり、フリーで飲める。牛乳好きの私にはとても嬉しい。
昨年の三余庵もよかったが、今回の「鄙の座」も是非もう一度訪れてみたい旅館のひとつになった。 |
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